講演内容 
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15回目: 「パレスチナ研究班」第11回研究会
日時: 2007年3月8日(木) 
場所: 東京大学東洋文化研究所会議室
講演者・講演題    イラン・パペ(ハイファ大学教授)
          「イスラエルの歴史を見直す」
この研究会は、「東京大学21世紀CEO:共生のための国際哲学交流セン
ター(UTCP)との共催で行われた。
 イスラエルにおける「新しい歴史家」についてパペ氏自身の経験談を交
えて概説を行った後、シオニズムのイデオロギーおよびパレスチナ人に対する
民族浄化政策について考察した。後半部では、歴史学における「Vergin
Narrative」の可能性、イスラエルにおける自己検閲の流れ、第2次インテ
ィファーダ後のイスラエルの歴史学界における変化、パレスチナ・イスラエル
関係の展望など多岐にわたる議論が行われた。